煙探し

喫煙の記録

これまでのこと

二十歳を過ぎて少し経った頃

当時は学生で、今と同じくコンビニでアルバイトをしていた

コンビニにはたばこ会社の営業さんが、新商品などのサンプルを持ってくることがある

そのたばこをどのように使うかは、オーナー次第なのであろうが

その店では、オーナーや従業員に喫煙者が幾人か居たせいなのか

それは、事務所のデスクに置かれ、自由に頂くことができていた

 

当時から、コーヒーや紅茶など嗜好品を好んでいたのと

両親ともに喫煙者であったのもありたばこに興味を持った

しかしながら学生であり、オタク趣味に猛烈に熱を上げていたので

常に財布は寂しい状況であった

なので、はじめはそのサンプルタバコを少し頂いて試す程度だった

 

どの銘柄のサンプルを貰ったかはあまり覚えていないが

その中でも記憶に残っているのは、バージニアスリムのどれかだったと思う

他のタバコとは違う、バージニアの香りがとて心地よかった、というのを覚えている

他では、ケントナノテック4とラークミントスプラッシュ

まずかった記憶があるのは、中南海

 

その後、まんまとニコチンを求める体へと作り変えられ

自らの金でたばこを買うようになった

初めての常喫銘柄は、ラークミントスプラッシュ

メンソールとは違う、ミントの爽やかさが好きだった

その後、ケントナノテック4メンソールへと乗り換えた

ラークと比べると後味のスッキリさがあったのが、乗り換えた理由だった気がする

 

就職・離職や鹿児島への転居などがあったが、その間は

いろいろなたばこをつまみながらも、ケントナノテック4メンソールを吸い続けた

 

鹿児島へ移り、正社員として雇ってくれる、飲食店を見つけるも

給料面での不安定さから、財布が寂しくなりたばこをやめようかとも思ったが

なかなかそうもいかず、アメスピのメンソールが長く吸えてお得だったので

一旦、そこへ落ち着いた

 

その後、その店を辞め、コンビニで働き始め

電子タバコやまたケントを吸ったりしていたとき

Youtubeでたばこの吸い方動画を見つけた

以前から、クールスモーキングという言葉は知っていた

それをどこで知ったのか、記憶を掘り返しても

なんらかの漫画だったような……?

という記憶しかない

そういえば、サンプルを吸っていた頃は、その漫画のとおりに

優しく吸えていたような、長く灰を保つことを意識していたような記憶があった

閑話休題

その方の他の動画を見ていると、アメスピペリックのレビューがあった

なんとなしに見ていると、その方はアメスピの中で1番好きだと

世界で唯一の本物のペリックだと

俄然興味湧いて試してみたくなった

早速買ってきて、動画のとおりに丁寧に吸ってみると

なんとまぁ、今までの自分のたばこは何だったのかと思った

 

このことをきっかけに、また様々なたばこを吸い直すようになった

以前から苦手意識のあった、セブンスターやメビウスは合わなかったが

ピースやわかば、エコーのようなたばこを楽しめるようになった

 

そこから、手巻きタバコやキセルに興味が広がるまでに、そう時間はかからなかった